公開情報

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公益社団法人日本ライフル射撃協会の公開情報です。

JRSF将来構想進捗状況

2023年度半期時点でのJRSF将来構想進捗状況についてPDF版はこちら

連番活動2024年度までの中期目標進捗報告
1活動1アスリートの育成・支援①2024年パリ大会でのメダル獲得。ジュニア、シニア共に世界ランクトップ10入りを果たす。2023年9月24日の世界ランキングでは、岡田直也選手がARMカテゴリーで4位、吉岡大選手がRFPカテゴリーで4位にランクインしている。
2活動1アスリートの育成・支援 ②シニア強化とジュニア発掘育成事業を連携させ、一貫した育成強化事業を実施する。FTEMの一貫体制を導入し、各ブロックを中心に「FOUNDATION」と「TALENT」の段階での選手発掘・育成を進めている。これにより、選手たちが「ELITE」のレベルへとスムーズに移行できる道筋(パスウェイ)を整備している。
3活動1アスリートの育成・支援③アスリートを育成してきた地元や所属先の指導者と連携した、オールジャパンの強化体制を構築する。「JRSF認定コーチ資格」をベースに、FTEMの方針と合わせて、地域の指導者との情報共有や連携を積極的に進めている。
4活動1アスリートの育成・支援④日本人コーチの育成を図る。外国人ナショナルコーチの専門知識を「③の方針」と結びつけ、そのノウハウを共有。これにより、日本のナショナルレベルのコーチを効果的に育成している。
5活動1アスリートの育成・支援⑤JOCの就職支援制度の「アスナビ」や「キャリアアカデミー」をアスリートに周知し、活動を支援する。「アスナビ」の利用をアスリートに推奨し、大学4年生の2名が登録を完了した。
6活動2 ライフルスポーツの普及①共生スポーツであることを積極的に発信する。全日本AR/AP、全日本BR/BPはSH1のパラアスリートも参加して、オリパラミックス種目を新設する。男女オリパラ総合順位を参考として公表する。全日本AR/APはSH1のパラアスリートも参加して実施した。男女混合総合順位を公表の上、男女混合での決勝を実施し総合表彰を導入した。パラ種目への参加者が少数であったことから、今後はオリパラ選手が共に参加できる種目の新設について、種目整備、競技規則について検討を開始している。11月の全日本選抜大会(大阪)では、オリパラミックス種目をより多くの人々に知ってもらうための取り組みを進め、実施予定である。
7活動2 ライフルスポーツの普及②ライフルスポーツに興味を持った人々が会員になり競技を始めるように、分かり易い説明のHPを作成すると同時に、事務局や加盟団体は丁寧な問い合わせ対応を心がける。2023年度から、協会のホームページはスマホにも対応したWordPressに変更した。
また、機関誌であった「ライフルスポーツ」は、外部の専門家やフリーライター加えて広報誌に生まれ変わり、体験会などで一般参加者に配布している。
8活動2 ライフルスポーツの普及③協会主催の体験射撃会を定期的に開催する。2022年度はジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエアで6回の開催を予定している。組織基盤強化支援事業の一環として、日本オリンピックミュージアムで新宿区の後援を受けて体験会を開催。2023年度は7/30と9/17に実施済みで、今後も12/17と2/15に開催予定。
9活動2 ライフルスポーツの普及④加盟団体主催の普及事業予算を拡大する。ニチラ応援ふるさと納税寄付制度を利用し、ライフルスポーツの普及を目指す加盟団体に対して支援金を提供している。これにより、各団体の普及事業予算を拡充し、ライフルスポーツの更なる普及を促進している。
10活動2 ライフルスポーツの普及⑤高校大学射撃部出身者がライフルスポーツを継続しやすい支援策を実施する。
11活動2 ライフルスポーツの普及⑥高齢の会員の方々が生涯スポーツとして続けられる環境整備をする。
12活動2 ライフルスポーツの普及⑦女性会員がライフルスポーツを継続しやすい支援策を実施する。女子トップアスリートがトレーニングに専念できるよう、ナショナルトレーニングセンター内の保育施設の利用を推奨し、その案内を積極的に行っている。これにより、女性会員がライフルスポーツを継続しやすい環境を整え、支援策を実施している。
13活動3社会貢献①全日本AR/AP、全日本BR/BPはSH1のパラアスリートも参加し、オリパラミックス種目を新設して、総合順位を参考として公表する。2023年3月福井大会AR・APと5月栃木大会AR・AP・3PSでは、男女混合での決勝及び総合表彰を導入した。全日本BR/BPでは男女子混合での総合順位を公表した。パラアスリートを含めた順位は残念ながら参加者数が少ない事や種目の統一性が図れないことから実現していないが、今後はオリパラ選手が共に参加できる種目の新設について、種目整備、競技規則について検討を開始した。2023年11月の全日本選抜大阪大会では、オリパラミックス種目を実施し、より多くの人々に知ってもらうための取り組みを進めている。また、全日本パラスポーツライフル射撃選手権大会では、オリパラ選手との混合種目を実施する予定。
14活動3社会貢献②下肢、上肢、視覚、聴覚、知的などあらゆる障がいをもつパラアスリートが参加できる競技会を開催する。
15活動3社会貢献③障がい者施設を巡回し体験射撃をたのしんでもらう活動を実施する。特別支援学校での体験会を11月に開催する。
16活動3社会貢献④老齢者施設を巡回し体験射撃を楽しんでもらう活動を実施する。
17活動3社会貢献⑤ライフルスポーツの医学的効用を検証する研究を専門機関と共同で行う。組織基盤強化支援事業の多様な競技価値の創出による共生スポーツ推進事業として、アスリートの心理、生理、運動特性を測定、分析してそのメカニズムを調査、あらゆる人が心身の健康による幸福感や楽しみを得ることができる共生スポーツとしてのライフル射撃スポーツの競技価値を高めて社会貢献する。
NTTコミュニケーション科学基礎研究所との共同事業として進めている。
18活動3社会貢献⑥ASC、ISSF主催のオリパラミックス競技を実現する。2021年12月18日、ASC(アジア射撃連盟)本部があるクウェートで、オリパラミックス大会を成功裏に開催した。これにより、ASCおよびISSF(国際射撃スポーツ連盟)主催のオリパラミックス競技の実現に向けた大きな一歩を踏み出した。
19活動4 経済的な自立①五か年収支計画に基づき協会経営を行う。
20活動4 経済的な自立②五か年収支計画は以下の基準で作成。
●2020東京大会招致決定年度である2013年度の収支バランスをベンチマークとする。
JRSF(日本ライフル射撃連盟)の将来構想計画の10ページと11ページに、五か年収支計画が掲載されている。これにより、目標に掲げた基準に基づいた計画の策定と透明性の確保が図られている。
21活動4 経済的な自立③減少する収入について
●JOC強化交付金の減少。●電子標的公認料の減少。●紙標的頒布金収入の減少。
紙標的頒布金収入の減少に対応するため、2023年度第3回理事会で滞留在庫となっていた紙標的を圧縮し、倉庫料を削減することでコスト削減を図った。これにより、収入減少の影響を軽減し、経済的な自立を目指している。
22活動4 経済的な自立④代替財源について
●ニチラ応援新宿区ふるさと納税寄付制度の推進。●スポンサー獲得活動の推進。
ニチラ応援新宿区ふるさと納税寄付制度を広報誌、ホームページで継続的に告知している。2023年度からは、オンラインで簡単に申し込める「ふるさと納税簡単申込システム」を開始した。
23活動4 経済的な自立⑤増加した経費の抑制
●事業費の増加を抑える。●管理費の支出額は会費収入額を目安とする。
●事務局業務や委員会業務のデジタル化を推進し効率化を図る。
会員向けの「ニチラネット」を導入し、推薦書類をデジタル化。これにより、推薦委員会はオンラインで事前に書類を詳細に確認できるようになった。さらに、段級業務や記録登録業務もデジタル化を進めており、段級証書や競技会の報告書の電子化を通じて、事務局の経費を効率的に抑える取り組みを実施している。
24活動4 経済的な自立⑥事務局員の研修制度導入、専門的知見を有する経験者への業務委託など経費を増大させずに事務局能力のアップを図る。事務局員のキャリアアップを目指し、2023年度に1名がナショナルコーチアカデミーを受講した。また、マーケティング委員会が主導する新規事業において、専門家への業務委託を積極的に行っており、これにより事務局の能力向上を図っている。
25活動5 加盟団体との連携①スポーツ団体ガバナンスコードを参考に、定款、加盟団体規程、倫理規定をはじめとした諸規定の見直しと、加盟団体の規程整備を支援する。加盟団体のために、規程の見直しをサポートしている。さらに、規程を整える手助けとして、モデル会則とその説明書を提供している。
26活動5 加盟団体との連携②加盟団体の法人化を支援する。
27活動5 加盟団体との連携③ふるさと納税寄付(新宿区補助金)の加盟団体への還付を実施する。
2022年度に新宿区から受けた1,120,000円の支援金のうち、521,500円を加盟団体に還元した。
2023年度には、新宿区からの1,994,000円の支援金の中から、996,900円を加盟団体に還元する計画である。
28活動5 加盟団体との連携④ジュニアアスリートの発掘育成事業を加盟団体と共に推進する。FTEMを基にした一貫指導体制を確立し、各ブロックを中心に加盟団体との連携でこの取り組みを開始している。
29活動5 加盟団体との連携⑤地域における社会貢献活動を加盟団体と共に推進する。
●障がい者施設での体験射撃会の実施。
●老齢者施設での体験射撃会の実施。
2023年度中に、障がい者施設などで射撃体験会を開催する計画が進行中である。加盟団体の協力を得て、地域社会への貢献活動を推進している。
30活動5 加盟団体との連携⑥デジタル化により加盟団体の事務負担の軽減化を図る。2021年度から、会員専用の「ニチラネット」を導入し、紙ベースの業務をデジタルに移行した。これでオンラインでの申請が可能になった。
「ニチラネット」は、推薦申請を皮切りに、段級申請や試合記録申請などの機能を段階的に追加している。
この変更により、郵送や書類の保管といった負担を大幅に軽減した。
31活動5 加盟団体との連携⑦デジタル化により会員サービスの向上を図る。会員はオンラインで自分の情報を確認し、変更の申請ができるようになった。
また、段級の申請から反映までの時間が、以前の1〜2ヶ月から2週間に短縮された。
32活動6 国際交流の促進①ライフルスポーツの特性である共生スポーツを世界の人々に知ってもらうために国際競技大会にオリパラミックスイベントの導入を働き掛ける。2021年12月18日、ASC(アジア射撃連盟)本部があるクウェートで、オリパラミックス大会を成功裏に開催した。これにより、ASCおよびISSF(国際射撃スポーツ連盟)主催のオリパラミックス競技の実現に向けた大きな一歩を踏み出した。
33活動6 国際交流の促進②ライフルスポーツの医学的効用の研究成果を発信する。組織基盤強化支援事業の多様な競技価値の創出による共生スポーツ推進事業として、アスリートの心理、生理、運動特性を測定、分析してそのメカニズムを調査、あらゆる人が心身の健康による幸福感や楽しみを得ることができる共生スポーツとしてのライフル射撃スポーツの競技価値を高めて社会貢献する。
NTTコミュニケーション科学基礎研究所との共同事業として進めている。
34活動6国際交流の促進③ニチラスタイル(選手画像、照準軌跡、得点順位の画面を切り替えて映像化する)のオンライン国際大会を主催する。
35活動6国際交流の促進④OVS(OlympicVirtualSeries)に参入するため、IFと連携してIOCに働
き掛ける。
IOC、IFへ働きかけ、2023年6月にシンガポールで開催されたIOC主催のOES(OlympicEsportsSeries=旧OVS)に、射撃スポーツ種目として正式参入を果たした。また、射撃スポーツ種目は、世界最大級のゲームプラットフォーム「Fortnite」を活用して実現した。
36活動6国際交流の促進⑤発展途上国への支援を外務省補助事業と連携して実施する。外務省に、カメルーン、キルギス、モルジブへの援助を申請した。カメルーンとキルギスには、射撃コートとズボンを提供して支援した。2023年度中に、モルジブにも同様の援助を計画している。

事業報告・収支決算書等

2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
平成30年度
平成29年度
平成28年度
平成27年度
平成26年度
平成25年度
平成24年度
平成23年度
平成22年度
平成21年度
平成20年度
平成19年度
平成18年度

議事録

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2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
平成30年度
平成29年度

ガバナンスコード自己説明(2023年度)

日本ライフル射撃協会 スポーツ団体ガバナンスコード遵守状況の自己説明
証憑(zipファイル)

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