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(社)日本ライフル射撃協会国内危害予防規則


安全の確保 - 競技規則としての安全規程


ライフル射撃は銃器を使用して、
(1)人がいかに体を静止させることができるか、
(2)人がいかに長時間集中力を持続できるか、
を競争する競技といえます。


元来銃器を使用するという特性上、安全性の確保は競技の存立を左右する最重要事項です。


日本ライフル射撃協会では安全な競技運営を目指し、国際規則よりさらに充実した安全規程を競技規則として定め、観客にも安全確保のための射撃中止の号令をかけることを権利として認めています。この規則は弾を使用しないビームライフル(光線銃)にも適用されます。


(社)▼日本ライフル射撃協会国内危害予防規則


本規則は危害予防上、銃器、弾薬の所持、保管並びに取り扱いについて守らなければならない事項について定める。

射撃にたずさわるものは競技役員も含めて本規則を完全に理解、吸収し、危害予防に立脚した優れた競技人たることを本分とする。

当規則に関する規則違反に対してはGTR▲9.6▼を適用する。

2.1 銃器の所持、保管、携行及び使用、並びに火薬類の譲り受け、保管にあたっては「銃砲刀剣類所持等取締法」および「火薬類取締法」またはその関係法令に定められた諸条項を確実に遵守しなければならない。

2.2 銃器、弾薬の取り扱い

射手は当項を反復、復習、実行し第二の天性とするまでにならなければならない。

2.2.1 射撃をする場合のほか、銃を手にしたときは必ず「抜弾してあること」を確認すること。

2.2.2 銃はたとえ「抜弾してあること」を確認しても絶対に人または人のいる方向に銃口を向けてはならない。

2.2.3 弾を装填する場合は銃口を概ね自己の標的の方向を向けて装填すること。

2.2.4 銃を置く場合は必ず銃を「安全な状態」にしなければならない。

安全な状態とは、

(1)エアガンでは装填ラッチを上げるか、蓄気レバーを開放するか或いは蓄気ボンベを外す、

(2)ボルト式にあってはボルトを開放する、

(3)自動式にあってはスライドを後部で固定する、

(4)弾倉付きの銃の場合は弾倉を外す、

(5)その他の場合は物理的に弾が発射できないことが外観から明瞭に識別できる、

以上の状態と定義する。

2.2.5 銃を人に手渡すときは、必ず抜弾してあることを確認し、「安全な状態」にして手渡さなければならない。

2.2.6 許可なく他人の銃に触れてはならない。

2.3 射撃場における遵守事項。

2.3.1 当該射撃場で定める管理規定(使用規定)を遵守すること。

2.3.2 酒気を帯びて射撃場に入ってはならない。

2.3.3 常に危害予防に細心の注意を払い、射撃線においては銃口は常に標的の方向に向けておかなければならない。

2.3.4 銃声等で射場長や射場役員の号令が聞こえなかった場合、これを正しく確認してから次の行動に移るのは射手の義務である。

2.3.5 他の射手の注意をそらし、または射場長の指示、号令の徹底を結果的に妨害する言動を行ってはならない。

2.3.6 銃を置いたまま射座を離れるときは、射場役員の許可を得て銃を「安全な状態」にしなければならない。また競技中、許可なく銃を射座より移動させてはならない。

2.3.7 銃の手入れまたは修理は、必ず射座あるいは定められた場所で行うこと。

2.3.8 整備不良、機能不良の銃、または危害予防上疑念のある弾薬を用いて射撃をしてはならない。

2.3.9 監的壕のない射撃場において2名以上の射手が射撃をする場合は、必ず射場長を定め、射場長の統制のもとに射撃を行うこと。射場長は射場備え付けの射場長章を着用すること。射撃線より前方に出る場合に際しては射場長は“STOP”(射撃中止)の号令を発し、全射手はただちに銃を「安全な状態」にして床または銃置台に置かなければならない。全射手が「安全な状態」の銃を置いたことを確認した上で、射場長は、“標的交換”等の号令を発する。射手は安全を確認の上“出ます”と合図して標的交換等のため射線前に出る。作業終了後の安全の確認が終了し、射場長の“START”(射撃開始)の号令があるまで射手は射撃を再開してはならない。